湯梨浜町議会 2022-06-21
令和 4年第 5回定例会(第12日 6月21日)
教育民生常任
委員会に付託された
陳情を
審査した結果、次のとおり決定したので報告します。
受理番号、第9号。
付託年月日、
令和4年5月19日。
件名、ゆたかな
学びの
実現・
教職員定数改善をはかるための2023年度政
府予算に係る
意見書採択の
陳情について。
審査の結果は
採択です。
委員会の
意見は、
趣旨、願意は妥当と認めるです。措置につきましては、皆様方の御賛同が得られましたら、政府に
意見書を
提出したいと思います。
意見書については、この後、副
委員長から提案をいたしますので、よろしくお願いします。(「
議長、
付託年月日は議会で付託した日になる」と呼ぶ者あり)
○
議長(
浜中 武仁君) 暫時休憩します。
午前10時27分休憩
───────────────────────────────
午前10時28分再開
○
議長(
浜中 武仁君) 再開します。
訂正があるようですので、訂正をしてください。
○教育民生常任
委員会委員長(松岡 昭博君) 訂正をいたします。
受理番号第9号の
付託年月日、これは
令和4年6月10日ということで訂正をさせていただきます。
○
議長(
浜中 武仁君)
審査報告が終わりましたので、これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
質疑なしと認めます。よって、
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
討論がないようですから、
討論を終結します。
これより採決します。
この
陳情に対する
委員長の
審査報告は、
採択であります。
委員長の報告のとおり
採択とすることに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
異議なしと認めます。よって、
陳情第9号は、
委員長の報告のとおり
採択とすることに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第15
発議第4号
○
議長(
浜中 武仁君)
日程第15、
発議第4号、国の「
水田活用直接
支払交付金」の
見直しの
白紙撤回を求める
意見書の
提出についてを
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
小川遊
議員。
○
議員(7番 小川 遊君)
───────────────────────────────
発議第4号
国の「
水田活用直接
支払交付金」の
見直しの
白紙撤回を求める
意見書の
提出について
上記の
議案を、別紙のとおり
会議規則第14条第1項及び第2項の規定により
提出する。
令和4年6月21日
提出
提出者 湯梨浜町議会
議員 小 川 遊
賛成者 湯梨浜町議会
議員 入 江 誠
同 同 米 田 強 美
同 同 寺 地 章 行
同 同 磯 江 公 博
同 同 増 井 久 美
───────────────────────────────
──
意見書を読み上げさせていただきます。
───────────────────────────────
国の「
水田活用直接
支払交付金」の
見直しの
白紙撤回を求める
意見書
農林水産省は昨年11月に「
水田活用直接
支払交付金」の
見直し案を提示しました。今年に入り、農業現場には何の
説明も
調査もないままに、農家に
見直し案が通知されてきました。
見直し案は、①水路や畦があっても、2022年から5年間、水張り(水稲作付け)が行われない農地は対象外とする、②多年生牧草は10アールあたり現行3.5万円から、播種しない年は1万円に減額する、③飼料用米などの複数年加算(10アール1.2万円)を廃止する、④畑地化
支援として、野菜など高収益作物の場合は10アール17万5千円、それ以外の作物は同10万5千円を1回限り支払うとしています。
交付金を大幅に削減する内容で、多くの農家が交付金の減額・廃止の対象になる恐れがあり、「営農計画が立てられない」「離農と耕作放棄を促進させるメッセージだ」など、農業現場では怒りと混乱が広がっています。
昨年からの米価の大幅下落に続き、農業に軸足を置く
地方経済にとっても大きなマイナスとなるものです。さらに、終わりの見えないコロナ禍や、ウクライナ戦火を見る中、食料の安全保障を確立するためにも、「
水田活用直接
支払交付金」の
見直しを撤回するよう、政府に要請することを求めます。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を
提出する。
令和4年6月21日
鳥取県東伯郡湯梨浜町議会
【
提出先】
内閣総理大臣、農林水産大臣
───────────────────────────────
○
議長(
浜中 武仁君) 提案理由の
説明が終わりましたので、これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
質疑なしと認めます。よって、
質疑を終結します。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
討論がないようですから、
討論を終結します。
これより採決します。
発議第4号は、
原案のとおり決定することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
浜中 武仁君)
異議なしと認めます。よって、
発議第4号は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第16
発議第5号
○
議長(
浜中 武仁君)
日程第16、
発議第5号、
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書の
提出についてを
議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
小川遊
議員。
○
議員(7番 小川 遊君)
───────────────────────────────
発議第5号
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書の
提出について
上記の
議案を、別紙のとおり
会議規則第14条第1項及び第2項の規定により
提出する。
令和4年6月21日
提出
提出者 湯梨浜町議会
議員 小 川 遊
賛成者 湯梨浜町議会
議員 入 江 誠
同 同 米 田 強 美
同 同 寺 地 章 行
同 同 磯 江 公 博
同 同 増 井 久 美
───────────────────────────────
──では、別紙の
意見書を読み上げさせていただきます。
───────────────────────────────
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書
いま、
地方公共団体には、急激な少子・高齢化の進展にともなう子育て、医療・介護など社会保障制度の整備、また人口減少下における
地域活性化対策、脱炭素化をめざした環境対策、あるいは行政のデジタル化推進など、より新しく、かつ極めて多岐にわたる役割が求められつつあります。
しかし、
現実に
地域公共サービスを担う人材は不足しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス、また近年多発している大規模災害への対応も迫られています。これらに対応するための
地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の
地方一般財源
水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。
このため、2023年度の政
府予算と
地方財政の検討にあたっては、コロナ禍への対応も勘案しながら、歳入・歳出を的確に見積もり、
地方財政の確立をめざすよう、以下の事項の
実現を求めます。
───────────────────────────────
項目多数のため、前半5項目のみ読み上げさせていただきます。
記。1、社会保障の維持・確保、防災・減災、また脱炭素化対策、
地域活性化に向けた取組やデジタル化対策など、増大する
地方公共団体の財政需要を的確に把握し、それを支える人件費も含めて、十分な
地方一般財源総額の確保を図ること。
2、とりわけ、子育て、
地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立
支援など、急増する社会保障ニーズが自治体の一般行政経費を圧迫していることから、
地方単独事業分も含めた十分な社会保障経費の
拡充を図ること。また、これらの分野を支える人材確保に向けた自治体の取組を十分に支える財政措置を講じること。
3、
地方交付税の法定率を引き上げるなどし、臨時財政対策債に頼らない、より自律的な
地方財政の確立に取り組むこと。また、
地域間の財源偏在性の是正に向けては、偏在性の小さい所得税、消費税を対象に国税から
地方税への税源移譲を行うなど、より抜本的な
改善を行うこと。
4、引き続きの新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン接種体制の確保、感染症対応業務のみに限定しない、より全体的な保健所体制・機能の
強化、その他の新型コロナウイルス対応事業、また、
地域経済の
活性化まで踏まえ、十分な財源措置を図ること。また、コロナ禍対策として行った
固定資産税の軽減措置については、2022年度をもって終了するとともに、今後、国の施策の一環として、各種税制の廃止や変更、また減税等を検討する際は、
地方の財政運営における予見性を損なわないよう、十分に
地方団体等の
意見を反映し、慎重に検討すること。
5、まち・ひと・しごと創生事業費として確保されている1兆円については、持続可能な
地域社会の維持、発展に向けて恒久的な財源とすること。また、同規模の財源確保はもとより、その
拡充を含めて検討すること。
中略します。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき、
意見書を
提出する。
令和4年6月21日。鳥取県湯梨浜町議会。
提出先、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、内閣府特命担当大臣(
地方創生)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)。
○
議長(
浜中 武仁君) 提案理由の
説明が終わりましたので、これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。